さんしゅみ

創造的・能動的・受動的の3種類の趣味で人間は幸福を感じられるらしいとか

本人限定受取郵便は自宅で配達を待つより指定の郵便局まで受け取りにいくほうが便利

ECサイトが群雄割拠する現代ですが、御多分にもれず我が家でも今日はAmazonだ、明日はロハコだ、来週は楽天とポンパレの荷物が来るよと家族に伝えて受け取ってもらったりしています。(往々にして期限間近のポイント消費だったり)

ヤマト運輸を発端とした運送業界全体の闇など、既存システムに色々と間に合っていない問題の中で、再配達の問題は割と槍玉にあげられる事が多いと思います。

自宅に宅配ボックスを設置してその中に荷物をいれてもらうとか、予め受け取れる時間を指定しておいて、その時間のみ荷物が配達されるように受け取り時間帯カレンダーを設定するとか。

佐川急便などは法人向けサービスを主軸からなのか、どちらかというとそういった取り組みはヤマトなどが強い気がしますが、忘れちゃいけないのが日本郵政です。

本人限定受取という特殊な郵便物

民営化から幾分と時間は経ちましたが、近年は使い勝手は置いておいて色々なサービスを見かけるようになりました。

ダンボールなどの荷物が発送される場合はすっかりヤマトや佐川などの民間運輸会社で発送される事が多く、使用している通販では以前ほどゆうパックを見かける機会は少なくなったのですが、本人確認などを行う封書においてはまだまだ日本郵政が強い模様です。(過去に一回だけ佐川急便で本人確認の配達がありました)そんな本人限定受取郵便ですが、いきなり配達員が尋ねて来るのではなく、到着通知書が先に届けられます。

この「本人限定受取」郵便の厄介さ

通知書が送られてきてから受取人が希望日を指定し、希望した時間に免許証などで本人確認を行う事で受け取りという流れなのですが、配達通知の封書が送られてきてから再配達の申込みを行うような仕組みが、再配達が問題が取り沙汰されているこのご時世になんとも歯痒い感じ…。

実際、本人限定受取の手配を行うには再配達フォームを利用して手配する事も可能なんですよね。

申込時に希望日時、時間を予め指定できたらこんな二度手間もかからないと思うのですが難しいんでしょうかね。(クレジットカードの申請等は審査時間もあるのでそこは考慮しなければいけませんが)

本人確認があるので家族に代理で受け取ってもらうことも出来ず、会社員であれば平日に通知が来ても平日は退社後の夕方、平日が忙しい方は土日指定になるかと思うのですが日曜日に通知が来ても指定ができるのが次の週末になるとかなり時間が空いてしまいますよね…。封書一枚のために土日の外出する予定を崩すのは勿体ないと思い、自宅に希望時間で配達してもらうのではなく、郵便局留を行って平日の退勤後に受け取りに行く事にしました。

東京中央郵便局(銀座郵便局JPタワー内分室)に取りに行く

筆者が受け取った本人限定受取郵便は最寄りの主幹郵便局でしか受け取れない等の記載はなかったので遅い時間まで開いている都心の郵便局で受け取る事にしました。種類によっては自宅での受け取りしか指定できない郵便物もあるかと思いますので詳細は直接郵便局に確認を。

東京駅から『KITTE(JPタワー)』内郵便局までのルート

都心で駅近、大規模な郵便局となるといくつか候補は縛られて来るのですが、東京駅に近く、受け取りしやすい「KITTE」1階の東京中央郵便局(銀座郵便局JPタワー内分室)で受け取る事にしました。地上からも地下道からもどちらかでもアクセスできました。

 JR東京駅からは丸の内南口改札を抜け、

改札を抜けた先のドームスペースで左手の出口から出ると

正面の横断歩道を渡った先が東京中央郵便局が入る「JPタワービル(KITTE)」

そのままビル入り口にはいると

右手に郵便局の入り口があります。横断歩道を渡って歩道を右手に進んでも立派な入り口がありますが、地上からだけではなく地下通路からも行くことも出来ます。

先程のJR丸の内南口付近まで来るとこのような通路が。

上記の写真は背中側がJR東京駅丸の内南口へつながる階段、画像右側の緑色のネオンが光っているのが皇居や丸ビルなどへの連絡通路、左手の抜けた先がJPタワービルのB1階に連絡しています。

先程の通路を進み「JPタワービル」の連絡口まで来たところ。

JPタワービル内に入ってきました。右手奥のエスカレーターから1階に上がります。

上がってきたエスカレータを振り返って

正面のガラス張りの空間が東京中央郵便局。

 筆者は地下鉄を利用して東京駅に到着したのでひたすら地下通路を歩いてB1階からJPタワーに入っていきました。地上を走るJRを利用して訪問した方も「丸の内南口改札」までたどり着ければすぐかと。

JPタワーに入ったのはいいですが、近年のビルはデザイン優先で案内看板やフロアマップが気付きにくかったり、分からない事が多いので迷うんですよね…しまいにはポスターや立て看板で誘導案内がデカデカと書かれていて「デザインの敗北」って日本特有なんですかね…?

話がちょっと逸れました…ひとまず誘導看板に「郵便局」の文字を見つけたので勘を頼りに1階にあがります。郵便局利用者の利便性を考えるとビルの奥ではなく、道路沿いにあるだろうと見当をつけると無事発見しました。

郵便局内の構造

流石に広い郵便局なので窓口がズラッと並んでいて待たされなさそう。局内の案内マップを見るとB1階のJPローソン(※日本郵政とローソンのコラボ店舗)の更にその下のB2階に私書箱室があります。

あれ、局留の荷物はこちらっぽいな…局内からはエレベーターでしか行けない場所っぽい様子ですしちょっと窓口に寄る前にちょっと散策してみます。

先程のB1階→1階エスカレータから見えたガラス張りのスペースの横にエレベーターがあります。

ビルに入ったB1階を通過してB2階の私書箱室フロアに移動。

B2階に到着するとズラッと並んだ私書箱が。私書箱用の窓口があるので近づいてみると「局留・保管郵便物のお受取り」と案内があったので受け取り自体もこの窓口で良かったみたいです。

本人限定郵便の受取

早速必要な書類と本人確認書類、印鑑を用意して郵便物を受け取りました。保管している郵便の量もかなり多いので5分ほど待ちましたが、受け取りの列ができているという事も無く、自分が手続きをしている最中に待ち始めた方も居ないので夜の受け取りであれば殆ど待たないと思います。(受け取った際の私書箱窓口営業時間は1階の郵便窓口と同じく平日9-21時、土日は9-19時でした。)

実は今回受け取った書類は楽天やヤフオク、メルカリなどのゆうパックの荷物をロッカーや指定郵便局で受け取る事ができるサービス「はこぽす」を利用するにあたって登録する必要がある「My Post」用の書類でした。

先述したJPタワー内のローソンに受け取りロッカーがあるので今度使うタイミングがあれば利用して記事にしてみたいと思います。(正直、はこぽすを利用するためにMyPostへ登録しなければいけない理由がよく分からなく、渋々と登録を進めていくしかない、といった感じです…)

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