さんしゅみ

創造的・能動的・受動的の3種類の趣味で人間は幸福を感じられるらしいとか

Logicool『K780』ライバル製品と比べても良さが際立つ鉄板のテンキー付きマルチデバイスキーボード

前回の記事で職場用キーボードを新調する流れで色々なキーボードを検討していたのですが、家電量販店で試した「K780」のキータッチが忘れられず、まだまだ使える自宅用キーボードを「K780」に新調してしまった、という経緯が有りました。

結局、職場には予算や余計な機能を省きたかったのでELECOMの「TK-FBP101BK」を導入しましたが、職場にも同じ「K780」を導入するべきだったのかな、と早くも後悔しています。
今回はLogicool「K780」と、同じテンキー付きマルチデバイス対応無線キーボードのELECOM「TK-FBP101BK」との比較を中心にご紹介していきたいと思います。

実際に利用してみて(レビュー)

キータッチ、音について
キーが丸いのが特徴的ですが、これがいい仕事をしています。キーの隙間がスカスカに空いているのもミスタイプを防いでくれます。キー自体の感触も素晴らしいもので、音を抑えつつ、流れるように打ち込む快感があります。
キーレイアウトについて
変形レイアウトらしいレイアウトはファンクションキーの隙間が無いところぐらいですが、こういった配列のキーボードは今は数多くあり、そこまで多様する機会もないので、問題ないです。
ファンクションキー自体は初期設定だとキーごとに割り当てられているアクション動作(F1~F3は接続機器の切替)が優先されており、アクションではなく、通常の「F1」などを入力としたい場合は「Fn」キーを同時押しする必要があります。Logicoolの公式サイトから設定ソフト(Logicool Options)をPCにインストールし、設定を行う事でデフォルトで「F1」入力、「Fn」キー同時押しでアクション、といった動作に変更できました。あまり使うことはないと思いますが、この設定ソフトで設定されている切替先機器の情報も確認できるので接続先を何に割り当てていたか忘れた場合は確認することもできます。
ペアリング関係
使用して2週間ほどですが、今のところ問題はないですね。スイッチONと同時に即座に打ち込めます。
このあたりは以前使用していた「K480」や「K270」などでも問題があったことはなかったので、あまり心配していませんでした。
目玉機能とも言える「FLOW」については残念ながらMac環境がないため、試せていません。
この機能がiOSなどにも対応していれば今すぐ活用できたのですが、Mac環境を揃えるまでお預けです。
電源ボタンも切り替えるとパチっと音がするので中途半端に電源が付いているといった事も無いです。
よかったところ
冒頭でもキータッチの項でも、繰り返しになってしまうのですが、やっぱりこのキータッチは気持ちいいです。
メンブレン方式のキーボードを今から使えと言われたら、ちょっと勘弁してほしいというぐらい感触が違います。
Macbookなどに使用されているバタフライ方式キーボードは押し込み量がすくなすぎて慣れるまで手首や上でが痛くなるという話がありますが、自分も試し打ちレベルで手がしびれてしまいました。
このキーボードではメンブレン方式やパンタグラフ方式のキーボードを利用していた方でも問題なく、打ち込めるキーボードとなっていると思います。
キーの押し込み量としては標準的なノートのパンタグラフ方式より浅いですが、最低限の押し込みをすれば反応してくれるというバランスを見事に突いています。
よくなかったところ
キーボード本体部分とスマホ、タブレットスタンド部分はそれぞれ違う素材が利用されており、
化粧箱から取り出した時にスタンド部分を触るとざらざらとした粉末が付着しているようでした。時間経過による粉吹きとなると使用していくうちにスマホがこなまみれになるんじゃないかという心配がありますが、レビューなどを見てもそんな情報もなさそうなので、ただの後処理の都合ですかね。
使い続けていくうちに心配になるところは
強いて言うなら上記の粉吹きのの件ですかね。あまり心配はしていないですが粉が原因でキー部分の故障が頻発しないか、といった心配はあります。

ELECOM「TK-FBP101BK」と比較して

2000円以上の値段差がある製品ですが、私的には値段分以上の価値はある製品でした。
感触もあるのですが、今後活用するであろう「FLOW」機能を含めて8000円(値段差にして約5000円)レベルでも買う方は十分いると思うレベルです。
実際のところ、このキーボードのレビューなどが多数投稿されたのは発売直後の去年10月から年明けにかけてですが、その時点での値段は1万円〜8000円ほど、メーカー小売価格としては1万円を超える製品なので当たり前といえば当たり前ですが、
現段階では5000円ちょっとで、この機能が付いていて、ものとしては高級キーボードの部類に入るのこのキーボードを購入できたのはラッキーでした。
そういった意味では「職場で使うからそこまでの値段じゃなくていいや」ではなく職場にも導入すべきキーボードではないかと思えてきました。
「FLOW」機能を使う機会がないから、スマホスタンドはすでに使っているからではなく「このキーボードで文字を打ちたい」と思わせるところが「TK-FBP101BK」と決定的に違うところだと思います。
もちろん、「TK-FBP101BK」にも良い点があります。
テンキー上に「Home」「End」「PgUp」「PgDn」キーが独立キーとして用意されているところは「TK-FBP101BK」の良いところです。
また、ファンクションキーに割り当てられている各種アクションも「TK-FBP101BK」では13種類と、「K780」の10種類と数で比較すると「TK-FBP101BK」のほうが多いです。
「K780」ではアクションキーの10種類のうち、4種類のキー(F4~F6、INS)に任意の機能が割り当てられますが、「TK-FBP101BK」でも基本的な機能は備えられており、一般的な用途であれば特に不便はしないと思います。自分としては割り当てられる機能を自分で選択できるほうが便利だったので「K780」が魅力ではあります。
感触はもちろん、機能的にも、性能的にも、コスパ的にも「TK-FBP101BK」と比較すると値段分以上の上乗せ要素があり、迷ったら「K780」を手に入れたほうが満足度がいいですが、使用用途によって分けるといった使い方もいいかもです。

まとめ

職場用のキーボードを探していて「TK-FBP101BK」を購入しましたが、結果的に比較していた「K780」を触っていくうちに自宅で使用したいと巻き込んで購入に至りました。
値段もじわじわ落ちてきていることもあり、今実施しているアマゾンのタイムセールではセール対象外製品では恒例となっている謎値上げが発生しており、1000円程一気に値段が上がってしまっているので、セールが終わればまた5500円程まで落ち着くと思うのでしばらく値段が落ち着くのを待ってから購入を考えてもいいと思います。そろそろ次世代機の発売も考えられるので型落ちとして購入できる最後のチャンスかもしれないですよ。
今度はiPad用にテンキー無しの「K380」に心動されていますが、外でキーボードを使うほど利用する機会はそこまでないので我慢しています…。この2ヶ月でキーボードを3枚も買うのは流石に無駄遣い意外の何者でも無いと思ってます(笑)テンキーなんていらないよ、むしろ青とか赤色のキーボードが欲しいという方にはキータッチの感触や、機能的にも「K780」と大差はないので、これもおススメ。自分も買うとしたらブルーかな。 やっぱり買いそうですね…。
スポンサーリンク