さんしゅみ

創造的・能動的・受動的の3種類の趣味で人間は幸福を感じられるらしいとか

【上高地旅行】紅葉前の上高地を『アクションカメラ』と『高級コンデジ』片手にグルっと回ってきた

今年も残り三ヶ月と少しとなった9月後半。2週連続の三連休となりゆっくりお休みされた方も多かったかと思います。筆者は長野、岐阜方面へ高速バスを利用した一人旅に出てまいりました。

実は今年の冬に備えて新たな装備を揃えまして、旅行しつつトライしてきました。


新装備はHawkeye製 Firefly 8SE 170度モデル、俗にいう中華製アクションカメラです。

 コイツを海外通販で買ってしまいました。なぜこのタイミングで購入に至ったかと言うと、前々からGoPro含めてアクションカメラを購入した知人に話を聞いているうちに、いつかは自分も旅行やスポーツの記録用に購入したいと考えていました。そんな知人達に共通した悩みが、録画した動画の保存方法でした。

バリバリ撮ったはいいもの、PCのHDD内に保存していくと、いくらHDDが余裕がある人でもあっという間にHDDが埋まってしまうのだとか。高画質化に伴い昨今の動画容量は爆発的に増えているわけなので保存領域が足りなくなるのは当たり前。この問題に一定の対応方法を考えておかないと、撮影したのはいいが保存する場所が無い!というなんとも情けない事態になりかねない訳です。

そこで動画やら写真やらの保存場所に目処をつけておき、準備が整ったところでアクションカメラの購入に至ったというわけです。撮影した動画は記事の最後にどうぞ。ジンバルなどは使用せず、首掛けのネックマウントで撮影した動画なので上下動はご容赦を。

このカメラを選んだ理由や保存領域の目処については別途記事にするとして、ひとまず今回の「一人旅」で撮影したアクションカメラの映像やこれまた今年購入した高級コンデジのSONY RX100M3で撮影した写真などを簡単な旅行記として記事を書いていきたいと思います。

※この画像のみiPhoneSEで撮影

東京から上高地へ

今回の旅の移動ルートは東京から高速バスの「さわやか信州号」の夜行便で直接早朝の上高地に入り、午後は新穂高ロープウェイ、平湯温泉に宿泊し、翌日は乗鞍岳へ向かい、途中、観光鍾乳洞があるのでそちらに寄り、高山市街で一泊。翌日は白川郷や飛騨で町中観光、午後には高速バスに乗り、その日のうちに東京に戻るといったルートです。

元々は飛騨高山から上記のルートの逆順のルートを考えていたのですが、天候の都合で逆周りとなりました。

首都圏から上高地へ直行している高速バスと言えばアルピコ交通が運行する「さわやか信州号」。バスタ新宿がある新宿発はもちろん期間限定で渋谷発、東京発、大宮・川越発(今シーズンは終了)といった形で主要なターミナル駅から発着しています。筆者は通常の4列シート車両でただでさえ眠るのに向いていない座席というのに加えて、他人と肩を突き合わせながら寝れる気がしなかったので東京駅発のグリーンカー(3列シート)車両を利用しました。4列シートでも2席を占用できる「ひとりだけシート」というものがあるのですが、普段乗っている観光バスのシートを2席占有できたとしても3列シートの座席の快適さには勝てないだろうと3列シートを選択。

東京駅八重洲南口バスターミナル22時40分発のバスを利用して上高地の入り口、大正池バス停に5時15分頃に到着。

早朝の上高地で散策を

 今回は大正池から田代湖、ウェストン碑、明神池、明神、河童橋といったルートです。

まずは大正池。静かな湖面と朝靄、まだ日が当たる前の焼岳が幻想的です。

日の当たり始める焼岳を横目に田代湿原へ

田代湿原を抜けて田代湖。山が近いのでまとまった風景に。

田代湖から林間コースへ向かう途中、色づき始めた葉も。

途中で猿と遭遇。猿の方から手を伸ばせば触れる距離まで近づいてくる場面も

すっかり人馴れしちゃってますね…親子猿の姿も

 田代橋に到着する頃には西穂高岳方面もすっかり日が当たってきて

前日は雨だったからか、日が当たり始めると凄い水蒸気が

林道にも日が当たり始めて気温が上がってきました。

気づいたら河童橋は目の前に。岳沢も近づきました。

この時点での気温は7度。まだまだこれから。

河童橋を抜けて日の当たる散策路を進む

河童橋で少し休憩してから岳沢湿原を抜けて明神池へ向かいます。

多少のアップダウンもありますがコロコロと景色が変りますので飽きないルートです。

折返し予定地の穂高神社奥宮へ

そして明神池(穂高神社奥宮)へ

 まるで鏡。湖面に映る明神岳もお見事。

対岸へ渡り上高地バスターミナルへと踵を返す

明神橋を渡り対岸へ、ここから引き返して上高地バスターミナルへ

すっかり気温もあがり、アウターを脱いでガッツリ歩くことに

小梨平のキャンプ場を抜けて

上高地ビジターセンターを横目に

再度、河童橋まで戻ってきました。バスターミナルはすぐそこです。

バスの時間が近づいていたのでそのままバスターミナルへ向かい、次の目的地へ向かいました。

Firefly 8SEで撮影した動画

大正池~河童橋までの動画

河童橋~明神池~小梨平までの動画

河童橋以降ルートでも動画も撮影していますが、ひとまずアクションカメラで撮影した感じを確認するには十分かと。編集が完了したら追加していきたいと思います。(10月8日追記 河童橋~明神池~小梨平分の動画を追加しました。河童橋から先は人も多いので収録は諦めました。)

初めてアクションカメラで本格的に撮影してみましたが、印象としては思った以上に綺麗に撮影できているんだな、という印象。1万円以下のアクションカメラの動画などをみると場面によっては酷いブレや白飛びが起きていますが、Firefly8SEであれば先日発売されたばかりのGoPro Hero7には到底及ばないものの、挙げたような酷い状況はほとんどなく、後は音声やブレなどの自分の撮影技術の問題が大部分に感じられます。

各種マウントやアクセサリが付属しており、Bluetoothリモコンとあわせても海外通販(GearBest)で1万5千円程で購入できたのはいい買い物でした。

上記の動画は別途、Amazonで以下のネックマウント、変換マウントを購入して撮影しています。

製品レビュー通りにたしかにマウント部周辺から壊れていきそうな製品ですね、首が太い人は注意しながら開くしか無いかな…と。 

ネックマウント単体だとハウジング類の装着が必須になるのですが、Firefly8シリーズは本体に1/4インチネジが備え付けられているので、1/4インチネジ⇔Goproマウントへの変換マウント追加購入してなるべく軽量な状態で装着しました。ハウジング無しで様々なマウントが使用可能になるので一つは持っておいて損が無いです。(私的には本体のおまけセットに一番入れるべきマウントだと思う)

 はじめての上高地でしたが、夜行バスで早朝から乗り込んだ甲斐があり、幻想的な朝靄、静かな散策路で自然を存分に堪能できました。シーズンからは少し外れたタイミングだったので周りに人がいない状況も数多くありましたが、10月からは紅葉シーズンが本格的に到来しますので行かれる方はご注意を。

続いて『新穂高ロープウェイ』、『乗鞍岳』に登ってきました。

sanshumi.com

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