先日のAppleイベントで発表された新しいApple Watch serise6と機能を絞った廉価モデルのApple Watch SE(第一世代)。
Apple Watch serise3を3年以上利用している身としては新しいナンバリング機に乗り換えも考える時期かな〜と思っていたところ、Apple Watch SEというiPhoneSEとおなじ機能は絞るけどプロセッサは最新と同じだよ、の流れを汲む「これだよ、これ」という新製品が出てきてくれました。
過去にはこんな記事も書いてました。
そのままイベント後に飛びついて購入しても良かったのですが、serise6と同時発売という事で品薄はそこまで心配する必要もないかと思い、各種レビューを待ってから購入へと踏み切りました。
新しいバンドの種類
いくつかのレビューを確認した後、SEを買うのは決定事項と心づもりはできましたが、問題なのは同時に発売された新しいバンドのソロループとブレイデッドソロループをどどうするか。
発売に合わせてバンドサイズを図るためのガイドがApple公式サイトから案内されていますが、レビューを見ると上手い事ピッタリのバンドを購入するのが難しい様子。
ソロループは従来のスポーツバンドと同様にラバー素材ですが、ブレイデッドソロループはシリコーン糸が織り込まれたポリエステルフィラメント糸で編み上げたバンドとあり、流石に同じ測定方法で購入するには質感が違いすぎるので無理があると思い、Apple Storeにて装着することに。
コロナ禍の中ではApple Storeにフラッと入店して試すのも厳しい状況だったのでショッピングセッションを予約して入店しました。
ショッピングセッションで新しいバンドを購入
Apple Storeに向かい、早速ソロループとブレイデッドソロループの試着を。
希望の色も在庫があるとの事でその場で購入していく事にしました。
ちなみにApple Watch SEの在庫もあれば同時購入したかったのですが、残念ながらこちらは希望していたモデルは全て品切れ、ネットショッピングでの購入をお願いされました。
ちなみに購入したベルトは以下の2種類。（リンク切れのためAmazonの類似品）
私の手首まわりは17cmちょうどで、バンドサイズの確認方法に則るとサイズ7が推奨サイズとなっていました。
ブレイデッドソロループもソロループも伸縮性については申し分ないのですが、指先からバンドを嵌めようとすると、親指の付け根あたりでどうしてもひっかかってしまいました。
ブレイデッドソロループはバンドを伸ばした状態で手首側にスルッと移動してくれますが、ラバー素材のソロループについてはバンドを伸ばしたことで、ラバー素材が皮膚に吸いついてしまうような形でした。
装着感についてもソロループが密着度合いが強く、ブレイデッドソロループは、サイズ通りの測定方法が装着方法と装着感がいいバランスの落ち着いていると思います。
スペシャリストからもラバー素材なので使用しているうちに多少伸びるとの答えを頂きましたが、装着の手間を考えると同じ値段のスポーツバンドやNikeスポーツバンドを大人しく選んだ方が良さそうでした。
とりあえず物は試しとして、ブレイデッドソロループは測定サイズ通りのサイズ7を、ソロループは測定サイズから1サイズ上のサイズ8を購入してApple Storeを後にしました。
別のApple StoreでApple Watch SEの受け取りへ
そして店を出たところでApple Storeアプリから今購入できるApple Watch SEのバリエーションを確認してみました。
ここで希望のモデルが別の店舗での本日の受け取りが可能と判明しました。距離も電車で30分程の距離で直近の予定も無かったのでその場で当日の受け取り予約を行います。
ここでやっと本題に入るのですが、希望していたモデルは以下のApple Watch SE Nike+ スペースグレイアルミニウム GPS 40mmモデルがセットのモデル。(リンク切れのため一世代上のApple Watch SE（第二世代）を表示しています)
と、受け取り予約をした後に気付いたのだすが、今購入したモデルに付属するバンドは、先ほど購入したソロループの色と同じ黒色と気づきました。物は試しといえ、同じ色の、ほぼ同じ使い道を想定されたバンドを揃える意味は…？
これ、今購入したソロループバンドは不要なのでは…？
Apple の返金ポリシーを確認
Appleの返品ポリシーは「実店舗で購入したものは原則、実店舗での返品」は覚えていましたが「購入したApple Storeとは違うApple Storeでの返品はできるのか」というところは聞いた事がありませんでした。
ポリシーの中から関係のありそうな内容だけを抜き出すと
一般的な返品条件
損傷のない製品については、領収書の原本（またはギフトレシート）と、ご購入時の製品パッケージおよび同梱のアクセサリ類と本体を合わせて、製品の受取後14日以内にご返品ください。期間内に製品が返品された場合、製品の交換または購入時のお支払い方法に基づいてご返金します。
·製品の返品は、最初に購入された国内のみに限ります。
·直営店のApple Storeで、25,000円を超える現金にてお支払いいただいた場合は、銀行振り込みにてご返金させていただきます。ただし、返金は、口座名義人の氏名が注文者（お客様）のお名前・情報と一致する日本の銀行口座に対する返金のみとさせていただきますことにご留意ください。
·同じ製品を10台以上返品される場合は、最初に購入されたApple Storeにご返品ください。
との事で、同じ製品を10台以上返品される場合は最初に購入されたApple Storeに返品する必要がありますが、そうでない場合は最初に購入された国内であれば返品可能と読み取れます。ですが、はっきりと明言されている訳では無いので確証はありませんでしたが、やって見る事にしました。
実際に返品してみることに
目的のApple Storeに到着し、予約受け取りを行いたいとスペシャリストに伝えたところ、「受け取りに合わせて何か見たい製品などはありますか？」と確認されました。
どうやら予約受け取りはショッピングセッションを兼ねる事もできるようで、ここで先ほど別のApple Storeで購入したバンドを返品したいと伝えたところ…
結果、返品する事ができました。購入時のレシート（メールで受け取った場合はPDFを提示）、購入時にクレジットカードやiD、QUICPayを利用した場合はクレジットカード自体が必要なようでした。
私はiDで購入をしたのですが、たまたまApple Payに登録していたクレジットカードを財布に入れていたのでそのまま返金処理が可能でした。場合によってはギフトカードや、銀行振り込みでの返金となるようです。
返金ルールの中には身分証明書の提示も必要となる説明もありましたが、私は提示せずに返品に応じていただきました。返品だけではなく、受け取りと同時だったのでその必要は無かったのかもしれないですね。
スペシャリストに、「購入店舗以外の店舗でも返品はできるのですね」と、確認したところ「問題なくできます」との事でした。ただ、これは直営店舗限定になるとのことで、ビックカメラなどの量販店で購入されたものはできないとの事でした。
こうして無事、必要の無くなったバンドを返品してApple Watch SEを入手する事ができた。新しい文字盤と共に楽しみたいと思います。
AppleやAmazonの返品ポリシーには関心することが多いですが、今回の出来事も感心しました。
