基本定価で販売しているApple製品を新品に近いレベルで安く手に入れる方法として、返品されたり初期不良で返却された製品を再商品化して発売する「Apple整備済製品」
新品とほとんど変わりない再商品化製品を定価から安く購入できるのですが、対象商品であれば保証制度である「Apple Care」にも加入する事ができるというもの。
一方で人気商品は購入希望者が殺到して、発売開始から1時間も経たずに売り切れることも珍しくない状況。
私は年内中にMacBookの購入を検討していたところ、先日のAppleイベントで発表された新型MacBook Airのスペックと値段から「これだったら2、3万円追加して整備済製品のMacBookProを購入した方がいいわ」と判断となり、整備済製品を狙うことになりました。
新型MacBook Airの発売と時を同じくして「整備済製品」での販売開始された(厳密には10月後半ぐらいからですかね?)「MacBookPro2018モデル 13インチモデル (Touch Bar付き)」Core i5 クアッドコアCPU、メモリ 16GB、SSD 256GBモデルを購入するために準備を行い、1回目の挑戦で購入に成功しました。
執筆当時にラインナップされている整備済MacBookProの中でもおそらく一二を争うぐらいに競争率が高いであろうこのモデルを入手するために準備した方法をメモしておきます。
振り返って見ると驚くほどアナログで人力に頼った泥臭い方法でしたが、購入成功率を上げるには、十分な方法だったのかなと感じたのでメモしておきます。
あ、もちろん整備済製品のiPadやiMacが欲しい方も応用できます。
- Twitterで整備済製品の発売通知を受け取る
- カード情報と送付先住所をあらかじめ設定しておく
- 各ポイントモールなどのApple Storeへのリンクページをタブで開いておく
- 目当ての製品が入荷を確認するために製品のページも開いておく
- 入荷通知が来たらどう動くか
- あとがき
Twitterで整備済製品の発売通知を受け取る
まず、Twitterの公式クライアントをスマホに入れていない方はインストールして整備済製品の通知ボットをフォローします。インストール済の方はフォローして通知設定をオンにします。
公式クライアント以外にも指定した文字列が呟かれた場合のみ通知してくれるアプリなどがありますが速報性に欠けるので公式クライアントが一番でした。
その上で通知設定を「全てのツイートを通知する」に設定します。
これだと目的外の関係無い商品の入荷通知も飛んできますが、整備済製品はiPadの在庫が復活したと思ったら数分後にはMacBookも在庫が復活することもあり、ストアの動きを掴んでおくことは意外と重要だったり。
また、以下のサイトから過去の整備済製品の販売開始日や、販売開始から売り切れまでのおおよその時間などがチェックできるようになっています。
過去の販売スケジュールを押さえておき、次の販売タイミングを見極めておくのも役に立つかも。
カード情報と送付先住所をあらかじめ設定しておく
基本中の基本ですが、支払い用のクレジットカード情報と送付先住所情報をApple Storeに予め登録しておきます。
在庫が復活した商品をカートに入れたから大丈夫だと思ってゆったりと住所情報を入力していると普通に売り切れます。カートに入れる=商品確保ではないので油断は禁物。
高額商品を購入する場合はクレジットカードの利用限度額にも注意。
各ポイントモールなどのApple Storeへのリンクページをタブで開いておく
更にお得に購入したい場合はポイントサイト経由での購入を検討しておくこと。
ポイントサイトの適用条件によりますが、「整備済製品」もポイント対象となるサイトが数多くあります。私はRebates(リーベイツ)を利用して楽天ポイントをゲットしました。Apple Storeでの還元率が普段は1%なのですがキャンペーンなどでUPしている時期があったりするので、いつもより少しお得だったりします。
このキャンペーンが終了した場合はどこのサイトを使っても還元率は1%前後かと思いますので支払に使う予定のクレジットカードのモールや普段利用しているポイントサイトの利用でもいいかと。自分はRebatesで飲み物や米などの食料品を「カクヤス」のネット通販で利用しています。Amazonや楽天で頼むより安い場合が多くて、その日のうち1時間単位で重量のあるものを届けてくれるのでかなり重宝しています。通常1.5%還元+カード還元率で更に安くなります。
※一つ注意が必要なのが、広告ブロックアプリなどを使用している場合は、一時的に広告ブロックを解除しておかないとポイントが貰えない場合があります。解除した状態でRebatesのページから購入先のサイトで購入完了まで行う必要があります。
目当ての製品が入荷を確認するために製品のページも開いておく
目当の製品が入荷したのか、いち早く確認する為に目当てのアイテムのページはあらかじめ普段使用するブラウザのタブで開いておき、更新ボタンのみで入荷がされたのか確認できるようにしておきます。
在庫の確認をいち早く察知するのが勝負の分かれ目。
入荷通知が来たらどう動くか
Twitterアプリから通知が来たら先ほどの製品ページを更新して入荷されたか確認に入ります。お目当ての製品以外の通知の場合でも突如お目当の製品の在庫が復活する場合もあるので注意。
過去の販売スケジュールからそろそろ在庫復活の可能性がでてきた場合はいつでも動ける体勢を作っておきます。
「在庫あり」となったら行動開始。
ポイントサイト経由でAppleStoreページまで移動し、目当ての整備済製品のページまで素速く移動します。アイテムをカートに入れ、決済に向かいます。


ポイントサイト(例としてRebates(リーベイツ) の転送ページ)からApple公式のトップページに飛びます。


トップページから一番下までスクロールし、すこし戻ったところのApple Storeメニューに「整備済製品&旧モデル」リンクがあるのでタップ。最近リニューアルされた整備済製品ページから目的の製品を選択する、という流れです。
途中で店舗受取りの可否などが表示されますが、面倒な手続が増えるだけなので脇目を触れずに自宅配送に。急がないと売り切れます。
人気商品は30分も経たずに在庫切れとなることもザラなので入荷時点で迷うのは厳禁。心に決めた製品が入荷するまで辛抱強く耐えるべし。
あとがき
目的の製品がMacBookやiMacなどのカスタマイズ可能製品の場合、値段だけで目的の賞品を覚えておくと別のカスタマイズ商品を購入してしまう危険性もあります。なので、商品説明から目的の商品を判別するポイントを押さえておくのが意外と重要だったり。
例えば2017年以前のMacBook Proを購入予定の場合は「Touch Barの有無」と「CPUの種類」は商品タイトルから読み取れます。そして製品ページ詳細から「発売時期」「RAM」「ストレージ容量」GPU選択可能機種であれば「GPU」も覚えておく必要があります。
値段が同じでもRAM容量とストレージ容量のアップグレート料金が同じ値段に設定されている場合には、値段は同じにもかかわらず目当ての製品と異なる商品を購入してしまう場合もあるので注意。
ポイントが不要な場合には目当ての製品ページをタブで開いておき、入荷されたらそのまま購入するだけなので、間違った商品を購入する危険性もほとんど無くなります。
確実に購入できるか自信の無い人はポイントを諦めるのも一つの手かと。
もしMacBookProを整備済製品以外でお得に購入したいという場合は(価格.comでしか見かけない怪しい販売店を覗いて)ソフマップのMac Collectionが従来だと実質的な選択肢でした。
最近はヨドバシカメラもカスタマイズモデルの販売を開始した模様ですが、ラインナップで一部用意されていないモデルもある様子。
ヨドバシ.com - MacBook Pro 13インチ カスタマイズモデル
ヨドバシ.com - MacBook Pro 15インチ カスタマイズモデル
AmazonでApple正規品の販売が開始されるというニュースがありましたが、カスタマイズモデルを求める人の選択肢として増えてくれるのか続報を待ちたいです。
Apple製品購入以外でも使えるサイトが多いのでRebatesへの登録はオススメします。