さんしゅみ

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【Apple Watch SEでも】不整脈の通知が実際に来た話【心房細動】

先日の朝、目が覚めたタイミングでApple Watch SEから画像のとおり「心房細動」の疑いがある、という通知が来ていました。

「心房細動」とは不整脈の一種で、心拍が不規則になっていることを示しています。

心臓には心房と心室がそれぞれ左右で2か所あり、全身の血管から送られてきた血液を心房を経由して心室まで送り出され、心室から再度全身の血管に送りだされています。

「心房細動」は心房と心室の動きが同期せずに不規則な動きを起きていることを指し、放置しておくと心臓内で血の塊ができ、最悪の場合は「脳卒中」や「心不全」といった症状を引き起こすことがある病気となります。

(追記)その後、根治に向けて手術を行いました。詳細は以下の記事をどうぞ。

sanshumi.com

「廉価版モデル」でも通知があった

私が装着しているApple Watch は「Apple Watch SE(第一世代)」という2020年9月発売の少し古いモデルになります。

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このモデルは高価な機能を省く代わりに安価に販売する、いわばApple Watchの入門者向けモデルといった位置づけになると思います。

最新のApple Watchには心電図を測定するための「電気心拍センダー」血中酸素量を測定するための「血中酸素ウェルネスセンサー」体温測定をするための「皮膚温センサー」等、ヘルスケア分野だけでもこういったセンサーが搭載されています。

ですが、「Apple Watch SE(第一世代)」にはそういった高度なセンサーは搭載されておらず、2022年9月に発売された「Apple Watch SE(第二世代)」でも、同時期に発売された「Apple watch 8」と同じプロセッサーや、衝突検知センサーが搭載されたものの、先ほどの高度なヘルスケア分野のセンサーは搭載されませんでした。

これは悪いことではなく、あくまでAppleWatchに求める機能を絞り、幅広いユーザーに販売する戦略として正しい姿だと思います。

モデルによって健康弱者を生み出さない姿勢

そういったセンサー類をしぼった上でも、心臓に関わる重大な病気につながる「心房細動」を検知できるよう、心拍数の測定として「光学式心拍センサー」を搭載して、「心電図」アプリで心電図は測ることができなくとも「心房細動」の通知をしてくれました。

現在、町のクリニックで診察を受けたうえで、大きい病院の循環器科で検査、診察を受けています。

Apple Watch外来といった、「心電図」アプリで測定した心電図データを送ると受診の必要性を判断してくれる病院もあります。

受診の際にはあらためて病院の医療機器で心電図のほか、色々な検査をしてくれますので、「心電図を測定するためのセンサーが無いから心臓に関する病気に気づけない」といった事は無く、今回の診察への動機づけとなってくれました。

心房細動の種類について

この「心房細動」が「発作性(一過性)心房細動」という自然に正常な心拍に戻るものなのか、「持続性心房細動」という薬や電気的除細動による治療が必要なものなのか、はたまた「永続性(慢性)心房細動」という治療を行っても戻らない「心房細動」なのか、現状ではまだ分かりませんが年齢的な事考えると永続性心房細動の可能性は低いと思われます。

Apple Watchの機能は心臓にまつわる機能だけではなく、通知や電子マネー、活動量測定から通話、音楽まで幅広く活用できる機能を持っています。

もし今後も継続観察が必要といった形になった場合は「Apple Watch SE」から各種ヘルスケアセンサーを搭載した新機種への乗り換えも検討してみようかと思います。

(追記)その後、根治に向けて手術を行いました。

冒頭でも追記していますが、根治に向けて手術を行いました。
詳細は以下の記事をどうぞ。
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